1948-03-03 第2回国会 衆議院 水産委員会 第6号
そういう窮乏にあるところの水産事業家がたつた一つの喜びは、辛うじて船がつくられた、とうとう何年目に船だまりができた、漁港ができた、そういう一つの歓喜に彼らは躍動するのでありまして、それすらも終戰後において重工業事業がなくなり、そして平和産業、殊に水産事業などは最も重点的な方面になるのだから、君らは明るく希望をもつて働けと、われわれは選挙民諸君に言つてきた。
そういう窮乏にあるところの水産事業家がたつた一つの喜びは、辛うじて船がつくられた、とうとう何年目に船だまりができた、漁港ができた、そういう一つの歓喜に彼らは躍動するのでありまして、それすらも終戰後において重工業事業がなくなり、そして平和産業、殊に水産事業などは最も重点的な方面になるのだから、君らは明るく希望をもつて働けと、われわれは選挙民諸君に言つてきた。
このときにあたりまして、税金はうんととられる、企業はやつていけない、しこうして、せつかく本年度は重工業事業というものが日本からなくなつて、平和産業に重点がおかれる。